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高気密住宅に注意!C値が正しく測定されていないかも!?

      2017/07/26

冬でも暖かい快適な家を建てるためには高気密・高断熱は欠かせません。

 

高気密であることを証明するためのものとしてC値と呼ばれる指標があります。

 

また、高断熱を証明するためのQ値と呼ばれる指標もあります。

 

これらの数値は低いほど良いとされています。

 

今回はC値についてフォーカスします。

 

高気密であることを示してくれるC値ですが、必ずしもC値が良いと高気密で隙間風の無い家になるかといえば、そうでも無いようです。

 

そのあたり、理由を調べてみましたので紹介したいと思います。

 

家を建てる時に重要なこと!失敗しない家づくり

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C値とは?

まず、C値とは相当すき間面積(1㎡辺りのすき間面積)を示す値です。

 

家にあいたすき間の面積を延床面積で割った値がC値となります。

 

C値が1.0であれば、1㎡あたり1㎠のすき間があるということです。

 

延床が30坪あるとすれば約100㎡になるため、C値が1.0だと1㎡ものすき間が開いている事になります。

 

C値には次世代省エネ基準という日本の住宅の断熱性能を定めた基準があります。

 

これは全国を5つの区分に分け、それぞれの区分ごとに最低基準を定めています。

(C値の基準はなぜか撤廃されたみたいです。。。なぜだろ??)

 

この次世代省エネ基準のC値は、北海道と東北の一部は2.0、その他の都道府県は5.0が基準とされています。

 

延床が30坪の家で、C値が2.0だと2㎡のすき間があることになります。

 

C値が5.0だと10㎡ものすき間になります。

 

こんなにすき間があいていると、隙間風だらけの家のように感じてしまいますよね。。。

 

ちなみに、この基準値は世界的に見ると特別高い数値ではなく、2010年に開かれた省エネ住宅の会議では、日本がこの数値を発表したところ、あまりの数値の悪さに笑われ、義務ではなく努力目標であることで、さらに失笑を買ったという程の大した事ない数値です。

 

そんな数値すら満たせない家って、どれだけ燃費の悪い家なんだ??って感じですね。

 

C値で分かること

C値とはでも説明しましたが、C値によってどれだけ家にすき間が空いているのかが分かります。

 

すき間が多いということは、それだけ外の空気と室内の空気が勝手に入れ替わるということです。

 

つまり、一生懸命に冷房や暖房をして室内を快適にしようとしても、次から次へと外の空気と入れ替わってしまうために必要以上のパワーを使って冷暖房を行わなければならないということです。

 

部屋の窓を全開にしてエアコンをガンガンにつけている状態といえばイメージしやすいでしょうか。

 

昔ながらの家が、冷暖房している部屋以外は外と変わらない温度になってしまうのは、C値が低すぎたせいだったんですね。

 

C値の測定では実際の気密を測定していない?

C値を測定する時は、換気扇などの吸排気口は目張りして行います。

 

これは、C値が換気するために意図して作ってあるすき間を含めずに計算するだからです。

 

この換気するためのすき間(換気扇など)は計画換気のために必要なものとされています。

 

 

ただし、計画換気のための換気扇(24時間換気)と、トイレやお風呂のようなその時しか使用しない換気扇では測定方法を変える必要があります。

 

計画換気以外の換気扇は、使用していないときは空気を通さない事が求められます。

 

そのため、気密測定時に目張りするのは計画換気部分のみとなります。

 

このように、気密を測るときの方法に目張りするところとしないところがあるため、一部の業者ではC値を良くするための目張りまですることもあるそうです。

 

もし、気密測定に立ち会えるのであれば、不正にC値を良くしていないか確認した方が良いでしょう。

 

よくある不正ポイントとしては以下があるみたいです。

 

  • お風呂(ユニットバス)のドアに目張り
  • 引違い窓に目張り
  • 常時稼働させない換気扇

 

これらに目張りをして測定していた場合は、意図してやっているかを確認しましょう。

 

もし分かっていてやっているのであれば、文句を付けていいレベルだと思います。

 

特にC値の基準値を独自に設けているようなところであれば、信用問題になりますね。

 

高気密住宅とは次世代省エネ基準を満たしているだけ

高気密住宅を標榜するには、次世代省エネ基準を満たせば良いことになっています。

 

ですが、次世代省エネ基準は大した値ではないうえ、5.0というスカスカのすき間だらけ住宅でも高気密と言えてしまいます。

 

高気密を謳っているのであれば、必ずC値を確認するようにしましょう。

 

そして、この場合のC値は、実験棟での数値ではなく、実際に立てた家での実測値であることも確認しておきましょう。

 

そこまで確認し、最後にダメ押しで測定方法をチェックすることで、より高気密の信頼度が高まるでしょう。

 

最後に、簡単に気密を良くするためのポイントを紹介します。

 

それは引き違い窓をできるだけ使用しないということ。

 

リビングなどには掃き出し窓のように、引き違い窓を多用することが多いですが、この引違い窓はすき間が多い窓です。

 

光を取り入れるための窓は開ける必要はないため、Fix窓にすべきでしょう。

 

家の中に風を取り込みたいのであれば、縦すべり窓を使いましょう。

 

縦すべり窓は、引き違い窓よりも断然気密性が高く、さらに開けた窓が風を捕まえてくれるため、空気を取り込みやすい窓になっています。

 

窓も目的を考えて種類を選ぶようにすることで、かなり気密を改善できます。

 

高気密住宅を建てるのであれば、窓にも注目してみてください。

 



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