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クラッシュシンドロームとは?応急処置や対処法は時間との勝負!?

      2016/04/25

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家屋の倒壊などで、救助された人が突然亡くなるクラッシュシンドロームって知ってますか?

長時間圧迫された状態から助けだした時、毒素が体内を巡ってしまうことで発症するため、救助には知識が必要とされています。

現場で出来る応急処置や対処法を調べたのでまとめてみます。

一般人に出来ることは限られていますが、無知だったせいで助かったはずの命を助けられないなんてことが減るようにしていきたいですね。

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クラッシュシンドロームとは?

クラッシュシンドロームはクラッシュ症候群や挫滅症候群(ざめつしょうこうぐん)とも言われています。

クラッシュ症候群は、がれきなど重いものに腰や腕、腿(もも)などが長時間挟まれ、その後圧迫から解放されたときに起こる。筋肉が圧迫されると、筋肉細胞が障害・壊死を起こす。それに伴ってミオグロビン(たん白質)やカリウムといった物質が血中に混じると毒性の高い物質が蓄積される。その後救助される時に圧迫されていた部分が解放されると、血流を通じて毒素が急激に全身へ広がり、心臓の機能を悪化させて死に至る場合が多い。たとえ一命をとりとめたとしても、その後腎臓にもダメージを受け、腎不全で亡くなってしまう場合もある。

引用元:意外と知られていないクラッシュ症候群|iTSCOM

阪神淡路大震災の時に、クラッシュシンドロームによるものと思われる死者が多数出たことで知名度が上がりましたが、すでに20年以上経過しているため、知らない世代も多くなっていると思います。

 

救助された直後は元気であることも多いため、クラッシュシンドロームが起こっていることを見落とされ、気付いたら動かなくなって亡くなっていたということも多いそうです。

発症していた場合は放っておくと体内の毒素濃度が高くなるため、致死率は比較的高い症状となります。

 

長文を読むとよくわからなくなるので、1つずつ区切って見ました。

クラッシュシンドロームとは、

  1. 長時間の圧迫で筋肉が壊死する
  2. 壊死した細胞から、カリウムやミオグロビンが出てくる
  3. 救助されて圧迫から開放される
  4. 細胞から出てきたカリウムやミオグロビンが血液に混じって体内に広がる
  5. カリウムやミオグロビンの毒性によって様々な症状が出る

こんな感じですね。

 

ちなみにカリウム自体は血液中に存在しているものですが、濃度が高くなると、重篤な悪影響がでる高カリウム血症が引き起こされます。

ミオグロビンは腎毒性を持っているため、血液にまじると腎臓がやられ腎不全を引き起こす可能性があります。

 

どちらも、放置すると死に至る病を引き起こします。

そのため、クラッシュシンドロームとは致死率の高い疾患として、正しい対処が必要となります。

 

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クラッシュシンドロームの応急処置や対処法

クラッシュシンドロームの可能性がある場合は、一般人は救出活動を行わないほうがいい場合もあります。

圧迫されていた(挟まれていた)時間が2時間以上あることが一つの目安とされているそうなので、災害発生から2時間以内に見つけた場合はすぐに救出した方が助かる可能性が高くなります。

 

2時間以上圧迫されていると思われる場合は、すぐに救出せずに救助隊を呼ぶべきであるとされてます。

被災者にいつから挟まれているのかを確認し、正確な時間が不明な場合は可能性のある最長時間を基準に考えるべきかと思います。

ただし、肺が圧迫されていて呼吸ができない状態や、近くで火災が起きているなど、その場に残しておく方が危険だと判断した場合はすぐに救助すべきです。

この場合でも、救助後は一刻も早く救助隊の元へ負傷者を連れて行って下さい。

 

肝心の応急処置ですが、救出はできなくても出来ることはあります。

1.水分補給

クラッシュシンドロームは、血液中の毒素濃度が高くなることで引き起こされるため、水分補給によって血液の水分量を高くすることが有効とされています。

圧迫から開放された時に水分量が高いことでクラッシュシンドロームの発症を遅らせることができるそうなので、可能な限り大量の水分摂取を補助してあげましょう。

おおむね1リットル以上だそうです。

ただし、負傷者本人が自力で水を飲み込める状態でなければ、誤嚥による窒息の可能性があるため、無理やり飲ませるべきではないと言われています。

 

2.保温

体温低下による体力の消耗は、助かる確率を下げることになるため、毛布などで保温してあげるのがいいです。

 

3.勇気づけ・励まし

一番簡単で誰でも出来ることだと思いますが、非常に重要です。

もうだめだと諦めている状態よりも、助かるんだという希望を持っている方が生還率は高くなります。

「今助けを呼んでいるから大丈夫!」

「助けが来るまでそばにいるよ!」

など、負傷者が心細くならないように声をかけてあげましょう。

 

4.状況確認

救助された時、救急隊員に正しく情報を伝えることで緊急性や搬送先を間違えなくてすみます。

クラッシュシンドロームは早期発見・早期治療が最も有効とされているため、これが一番大事なことかもしれません。

確認事項は以下です。

  • 圧迫されていた部位
  • 圧迫されていた時間
  • 何(ものや重さなど)に圧迫されていたか

救急隊員が救助に来てくれたら、確認した内容を伝えましょう。

 

5.止血帯法(非推奨)

クラッシュシンドロームは毒素が体内に巡ることが原因なので、患部よりも心臓側を締め付けることで、毒素が回ることを防げます。

ですが、締め付け過ぎの場合は最悪、患部の切断を招く恐れがあります。

また、この方法を取ったとしても、1時間以内に病院へ搬送しなければならないことになっています。

確実に1時間以内に搬送できない場合はすべきではないため、一般人がこの対処法を行うことについては賛否が分かれているそうです。

後遺症が残ったり、切断が必要になってしまうリスクが有るため、きちんと指導を受けている場合でなければ、行わないほうがいいと思います。

なお、現在は一般市民による有効性がほとんどみられない(根拠不十分)として、止血帯法を教えることもしていないそうなので、難しい対処法であることがわかります。

また、クラッシュシンドロームだった場合、血液中の毒素を浄化しなければならない(水分補給で薄めることは一時しのぎにしかならない)ため、透析設備の整った高次医療機関へ搬送する必要があります。

避難所や救護所では対応できないため、クラッシュシンドロームが疑われる場合は、一刻も早く高次医療機関へ搬送することを最優先に考えて行動すべきであるとされています。

 

 

 



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